丁寧な教育
私は政治経済専攻ですので、その中で教育も勉強させていただいています。まず、「コスト」というビジネス用語の一つを教育という枠組みにあてはめることに違和感を感じています。もちろん、費用が掛かる事業であり綺麗ごとだけでは済まされないお話であることは充分に理解した上で、プールはもともと子供たちの安全上、防火水槽の役割も果たしている。近隣の住民の皆さんへの配慮も含めて...地域に根付く役割、そして災害時の拠点になっているケースが多いです。「コスト」という、冷たい言葉で全てバッサリ切り捨ててしまうのはあまりにも粗く子供たちの教育に良い影響はないように思います。他に手段はいくらでもあります!と、粗く返されては言葉はないのですが、例えば国会の建設費はあの建築物にしては費用が比較的抑えられていると思います...それはその昔、奉仕の美しい心やお心遣いで国民、みんなの力で建設されたのだからだと思います。学校給食にしても然り。先日伺ったお話によれば、学校給食はパンが週に1回ほどに減っているのだそうです。(もちろん地域差はあると思いますが)私の知る限りでは週2回でした。その理由は奉仕の心も含め、パンの価格が比較的抑えられているため提供が困難になってしまう業者さんがあるそうです。しかしながらお米を提供してくださる農家さんがいらして、子供たちは相変わらず美味しく楽しい給食ライフを送っているようですのでそれは良いのですが。先日報道によれば、悪天候による不作でジャガイモが小さく給食に提供が難しいかもしれないとの農家さんの声が上がっていました。子供たちに平等に提供するために細やかな基準でお願いしているのだそうです。本当に生産者さんには頭が下がります。そのお気持ち、ご厚意を思えばお残しは出来ないですし、お腹もすいているので基本的に全部食べます(^^♪。たくさんの方のご厚意、お気持ちに支えられている給食という制度はそれだけで温かい仕組みが出来上がっていて、義務教育をただ何も考えずに受ける、それだけで政治参加、温かい支援を子供たちが平等に受けられる仕組みになっているのです。何も考えなくてもいいんです。ただ、元気に毎日来てくれればいいんです。イジメなんかいらないんです。余分なことはしなくてもいい。自分のことが自分で出来たら基本は100点、どのお子さんも100点がスタートなのです。基準は100点スタートだと思って学校に行くことを忘れないでください。(私立を否定しているわけではありません)公立の学校とはそういう丁寧な仕組みで出来ています。忘れないでね、コレだけは(*´ω`)