基本的な話
2020年03月28日
まず基本的な話。そこを知らずにまたは飛ばして、もしくは忘れて話があるとしたら全てが間違い。基本的な話を整理してみたい。第二次世界大戦後からの国造り。私の最も得意とする分野に張り切っています。
国が主導しなければいけない事業は絶対にあります。民間の力では到底無理です。道路、鉄道、航空、船舶などの様々な交通網の整備は国が主導したからこそ日本全国どこに行っても道路がある。収益、損得勘定だけですと人口の少ない地域には何もなくなってしまう。格差がどんどん広がりバランスが崩れてしまいます。人口が多いことは良い面も難しい面もあります。どちらも完全ではないです。
電気にしても然り。日本中に整備されている。水道はそのまま飲用、お料理にも使えさらにはボトルウォーターも充実。物資は充分にある。政府主導で国営より徐々に民営化を図る。長期的計画です。簡単に嫌だもん、気に入らないなんてことで白紙には出来ません。その責任、経済的な損失、知的財産における価値の低下。様々な問題が発生する。わからずにやっていると思うのがまず不思議。
そんなわけがなかろう。と、言いたい。
官民一体で進めなければいけない事業は世の中にはたくさんあります。個人の力では到底無理です。そこに税金が使われる。税金という民意を大切にしなければいけないし、その民意を教育無償化に充てた。必ず恩恵はあるので勝手に人のお金を使っているというわけではありません。どこかでそのシステムは見覚えがある。給食制度の本来の始まりによく似た構造をしています。官民による事業と善意と民意で戦後の国造りは行われてきました。まず基本です。以前にも書いたような気がする...