増税について
2019年07月08日
消費税増税について、増税に対してということではないですね。個人的に思うことを書いてみようと思います。社会全体で教育を支えるという目的から北欧でも採用されているモデルです。その仕組みは素晴らしく社会全体で支えるという目的で税金が高い。物価が高い。消費増税により教育無償化へ。そのこと自体は反対でもなく、決まればそれは納得なのですが、いくつか懸念があることを書きたいと思います。まず、経済政策として増税に対し必要となるのは賃金の上昇。ベースアップのために今、人材の削減がさかんにおこなわれているようです。いるようではなく、いる。外注していた部分を自社で賄う。失業率が大幅に上がっていく可能性が懸念されます。そうなると企業も新規事業、雇用創出をしないというわけにはいかなくなると思われます。
必ずしも増税のせいではないと思うのですが、人材の削減から言葉を発することが出来なくなる。力を持ちすぎてしまう。その場合、トップはトップでいるというわけにはいかないと思います。絶対服従の仕組みが出来上がってしまう懸念からです。これはよく考えないと怖い仕組みになりかねない、社会全体で支えるという美しいモデルから外れて行ってしまっているように感じています。
ベースアップはとても怖い側面があり、じゃ、やってみようと簡単に一律で上げてはいけないと思うんです。成果給、職能給などと、丁寧な仕組みでゆるやかに考えるのが私は正しいと思っています。全体が上がれば底上げされるなんてことはまずありえないということを書きたいと思います。その考え方はハイリスク、ローリターンのビジネスモデル、とても怖くどうしてそうなってしまうのかと思っています。
必ずしも増税に対しての懸念ではありません。