普通科について

2019年05月06日

時事通信社の記事より

今の高校教育について自民党の教育再生実行本部・高校の充実に関する特命チームの義家弘介主査は「完全に昭和の体制」と、早急な見直しを訴える。特に普通科は教育内容が画一的で、生徒も「学びたいものではなく、成績や内申点で行ける学校を選んでいる」(義家氏)


改革の背景には高校生の学習時間や意欲の低下への危機感がある。2001年に生まれた子どもを対象に文部科学省などが行っている調査で、校外での学習時間を聞いたところ、平日「しない」と答えたのが中学1年では9.3%だったのに対し、高校1年になると25.4%に上った。「学校の勉強は将来とても役に立つと思う」と回答したのは中1の37.7%から、高1は27.4%に下がった。


高校生になると中学生の頃よりは勉強しなくなる

大学生ではさらにかもしれない

それは案外、普通のことかもしれないですね

一番楽しい時期ってそんなものだと思うんです


私の近くでも改革は様々あり、実際に色々お話も伺いました

例えば、小学校での低学年通知表から成績をなくす改革

ところが、保護者の皆さんは不安になってしまったようです

結果的に近隣の小学校同様、通常の通知表になりました


定期的なテストを廃止したら、個人や学習塾で模擬試験を受験するようになるのでしょうか?

私の知る公立中学校では定期テストのほかに、模擬試験を定期的に全員受けています

廃止とは逆の改革ですね

事実、学力は上がっているようです

そして、平等と公平の観点からも賛成です


普通科についてもその中で生徒さんが選択できる方が可能性としては広がるような気がしています

初めから専門的な学習となれば

途中でつまづいたら後に引き返せなくなってしまいます

それと誰もが将来を決めて学習しているわけでもないので

3年間のうちに考えることが出来る環境がいいのかなぁと思っています


「学びたいものではなく成績や内申点で選んでいる」

難しいのですが、突き詰めて結局どこかで線を引かなければいけないとすると

それを判断するのはやはり学力なのかもしれません


どこに行っても同じように学べる、それが「公立普通科」の最も良いところでして、

普通科で同じように画一的に学ぶことを望んで生徒さんは普通科を選択したのだと思います

その中で学校独自の細分化をするのは賛成です


しかしながら、現在すでにそうなっているのではないでしょうか?

学校ごとに少しづつ「普通科」の枠組みの中で特色がある

そして、「高専」もとても人気があるそうです